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日本語教師養成講座のある通信制大学!420時間・日本語教育能力検定との比較

日本語教師になろうと思ったきっかけ<オーストラリア>

日本語教師になるきっかけ

私が「いつか日本語教師になりたい」と思ったきっかけは、まだ日本で英語教師として働いている時でした。

オーストラリア人の夫と一緒に彼の故郷へ行った時、教育委員会で働いている知り合いから「貴方は教師なの?日本語教師が足りないから、すぐにこっちに引っ越していらっしゃい」と度々、リクエストを受けました。

それ以来「いつかオーストラリアの子どもたちに日本語を教えてみたい」と、琴、着付け、華道、茶道、書道などを勉強しました。

それから5年たち、移住してみると、既にその知り合いは退職済み。

公立・私立・独立系・カソリック系に関わらず、オーストラリアの小中高校で日本語を教えようとしたら、オーストラリアの教員免許証が必要です。

日本の教員免許を持っていても、オーストラリアの教員登録がない限り、どこの学校でも教える事ができないため、教員登録をする事が最重要事項になりました。


オーストラリアにトランスファーして教員登録されるまで

海外での教員免許保持者の場合、以下の書類が必要です。

戸籍謄本、パスポートのコピー、オーストラリアのビザ、教員免許証、犯罪経歴書(日本の警察署発行)、大学卒業証明書および成績証明書、これら全てを英文で発行してもらう必要があります。

必要な書類が州によって若干違うので、各州のホームページを確認してください。

クィーンズランド州 Queensland College of Teachers  
http://www.qct.edu.au/

ヴィクトリア州 Victorian Institute of Teaching 
http://www.vit.vic.edu.au/

ニューサウスウェルズ州 NSW Institute of Teachers http://www.nswteachers.nsw.edu.au/

西オーストラリア州 Teacher Registration Board of WA http://www.trb.wa.gov.au/

南オーストラリア州 Teachers Registration Board of South Australia
http://www.trb.sa.edu.au/

ノーザンテリトリー The Teacher Registration Board of the Northern Territory
http://www.trb.nt.gov.au/

一つの州で教員登録されると、mutual recognition(相互認定)と言って、簡単な書類と審査、および登録料を払うと、他の州でも教員登録する事ができます。

手続きには約3週間から数か月かかりますから、別の州で就職する場合は、余裕を持って応募する事が必要です。

私の場合は、書類審査終了までに約3か月かかりました。

書類審査に合格しても、教員免許証が英語圏以外の国で発行された人は、IELTS(アカデミックテスト)で4項目(reading,writing,speaking,listening)でBand7以上を取得するまで、登録されません。

注:2016年現在ではSpeaking, Listening はBand 8に変更されました。

IELTS Band 7はどの位のレベルでしょうか?「イギリスの大学院の入学要件が、Band 6.5以上」という所が多いですから、そう簡単に出せるスコアではありません。

一説によれば、英検の1級、TOEIC900点以上と同等のレベルだそうです。

私は最初は独学で英語の勉強に専念しましたが、なかなかスコアはアップしませんでした。

パブリックスピーキングのクラブに入って、毎月、7分程度の英語のスピーチを書き、発表し続ける事によって、総合的な英語力を上げました。

結果、約9カ月後に目標のスコアを取得しました。

苦労はしましたが、そこで培った英語は日本語教師になってから、かなり役立ちました。

日本語を教えているとはいえ、普段の生徒指導は英語がメインです。

いちいち「これは英語でなんと言うのかな?」と思うようなレベルでは、話になりません。

職員会議も、回ってくるメールも全て英語です。

特に、年度当初の会議は膨大な資料があり、そこで出てくる教育用語は、オーストラリアの大卒の先生方には既知のものばかりですが、私はほとんど知らず、最初のうちはかなり苦労しました。

「将来オーストラリアで日本語を教えたい」という人へのメッセージ

私のように、日本の教員免許証をトランスファーする事も可能ですが、オーストラリアの大学で日本語教師の資格を取った方が良いです。

日本とオーストラリアの教育文化はかなり違いますし、この国の生徒指導、教育課程、シラバスの作り方、アセスメント、評価方法など全く知らない状態で、私はフルタイムの教師になりましたから、最初の数年は冷や汗ばかりかいていました。

また、英語で日本語を教えるという課程も、独学するしかありませんでした。

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