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日本語教師養成講座のある通信制大学!420時間・日本語教育能力検定との比較

南米コロンビアの日本語教師の体験談

南米コロンビアで日本語教師として働いた経験のある男性の体験談・口コミです。少しだけヨーロッパ・フランスのお話も。


現地での日本語教師の求人の探し方

私が住んでいたコロンビアでは、現地で一人で、求人雑誌やインターネットなどを調べて面接に行 くのは非常に危険なので、現地の大使館や日系人協会、日本文化協会などに問いあわせてみる ことをおすすめします。

日系人協会や文化協会は附属で日本語学校も運営しており、コロンビア の日本語教師会の中心にもなっていますので、現地の大学の日本語科や別の日本語学校にもパ イプがあります。

ですから、まず連絡してみて損はないと思います。

現地の日本人が働いているそ れらの機関などへ問い合わせることは、安全面からみても現地の日本語学校の情報を探る上でも 一番有益だと言えます。

その他の国、フランスのパリにある天理日仏文化協会でも附属のパリ天 理語学センターがあります(私の弟が勤務しています)。

ですから、どの国であっても現地の大使 館や文化協会が日本語教師会の中心になっている事が大多数なので、まずその方面からアプ ローチしていくといいと思います。

また、資格や経験だけでなく、人脈やコネというものも、非常に大事になってきますので、人間関 係においての縁というもの大事にしおくのも大事です。

給料の相場

これは各国の経済状況によってかなり相違があると思います。

私が勤めていたコロンビアにある日 本語教室は、宿舎食事完備でしたが現地の最低賃金で、月給約30,000円〜40,000円でした。

ですが、現地での相場は圧倒的に時間給です。

現地の大学の臨時教師や日系人協会の教師で 時給約800円〜2,000円程度です(経験、大学卒、資格の有無などで、かなり異なります)。

準備 などを考えれば、一日に4〜5時間程度授業を持つことができればいい方ですので、日当で4,000 円〜10,000円くらいでしょう。

また、授業は毎日ありませんから、月給にすると60,000円〜150,000 円が相場だそうで、現地の最低賃金と比べると、ぼちぼちといったところです。

コロンビアは日本よ りも学歴重視の傾向があるので、大卒の資格がない場合、採用や賃金については、かなり厳しい ものになります。

また、弟が勤務するフランスの日本語センター(高卒でも可)でも給与体制は時間給がほとんどで、 時給も2,000円前後と悪くないですが、持つことができる授業に限界があるので、月給150,000円 前後だそうです。

日本語教師の需要

コロンビアでの需要はあると思います。やはり、現地では日本語のネイティブスピーカーは貴重な人材 です。

なにより、実際に私が勤務していた日本語教室でも60名程度、コロンビアの日系人協会で も150人程度、また、フランスの天理日仏文化協では400人以上の学習者がいます。

それに加え て、海外の日本語学校の日本人の日本語教師は不足しています。やはり、日本人が話す本物の 日本語が学習者にとって大事なことのようです。

日本国外で日本語教師の職業のみで家族を持ち、生計をたてるのには少々難がありますが、教 師という職業が好きで独身であれば、それなりに楽しめると思います。

日本語教師体験談・生徒の特徴

日本のアニメやゲームが好きで、日本に日本語に興味を持った学習者が非常に多いと感じました。 7割から8割ぐらいは何らかの日本のアニメが好きでした。

現地ではアニメやゲームのイベントも頻 繁に行われており、そういう場所で、勤務していた日本語教室の広報活動を行うと興味をもってく れた学生もたくさんいました。

また、コロンビアはラテン系の陽気で明るい国民性ですが、日本語 教室の生徒の半分くらいは、非常に繊細で内気でした。それに加え、非常に絵が上手という印象 です。

ですが、授業では、日本の学生のような受動的に教師の話を静かに聞き、黒板の内容を板 書するといったことはあまりみられませんし、ほぼ望まれません。

学習者を主体としてQ&Aや対 話、ゲームなど発話を中心とした授業を好む傾向にあると感じました。個人的には皆、ユニークで、 会話が絶えない授業ばかりだったと記憶しています。

逆に、フランスのパリの日本語学校では、ビジネスや旅行などの為に勉強するという方が大半だそ うです。こちらもやはり発話中心の学習者主体の授業が好まれるそうです。ステレオタイプですが、 フランス人もやはりおしゃべり大好きな明るい国民性だそうです。

大変だったこと

宿題をやってこない生徒への対応と、月謝未払いの生徒への対応が悩みの種でした。クラス内で のレベルの差の修正やアフターケア、月謝滞納者へ注意を促しながらも言いすぎないように心を 配るのが大変でした。

教師自身、授業になれてくると徐々に、天狗のようになって高慢な態度に なってしまうことがありました(これは本人の性格にもよりますが(笑))。こういう微妙な変化にも学習 者は敏感反応しますので、注意が必要だと感じました。

ですから、日本語教師会の研修などにも 積極的に参加して先輩教師に話をきいたり、指導してもらうことも重要です。教師会によっては、日 本文化の「飲みにケーション」が大変かもしれません。

やりがいを感じたこと

大使館や文化協会が主催のスピーチコンテストが毎年行われていました。

ですから、生徒らとス ピーチの内容を一緒に考えたり練習したりしました。

発音をよくするために、自分の肉声を録音し て生徒に聞かせたり、一緒に頑張りました。

そして、その生徒らが大会で賞をとった時に一緒に喜 んだことは今でも忘れません。

そして、「センセイ、アリガトウ!」なんて言われたら教師冥利につき るというものです。

初めて教壇に立った時は、ど緊張していましたが、慣れてくれば毎授業が本当に楽しかったです。