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日本語教師養成講座のある通信制大学!420時間・日本語教育能力検定との比較

日本語教師の給料の相場(イギリス)

イギリスで日本語教師をしている女性からのお給料に関する口コミです。

給料の相場

イギリスで日本語を教えている機関は、小学校、中学校、高校、大学、専門学校、民間語学学校、個人プライベートレッスンです。

小学校、中学校、高校、専門学校は日本語は必須科目ではありませんが、学校の意向で外国語のひとつとしてカリキュラムが組まれていたり、また放課後や昼休みにクラブのひとつとして行われているところもあるようです。

また、大学は言語学部で日本語専攻があったり、選択科目として受講できたり、放課後受講できる公開講座のような形でコースを設けています。

また、民間の語学学校では週1回のグループレッスンをひらいていたり、日本語教師を企業へ派遣して授業を行ったりすることがあります。

個人のプライベートレッスンはソーシャルネットワークサイトなどを通して学習者と日本語教師が出会い、それぞれの都合のいい時間や場所で授業を行います。

給料については機関によってまちまちですが、日本語のようなイギリス国内では学習者の少ない言語は常勤での仕事は少なく、ほとんどが時間給で教えています。

時給は地域や機関、対象者によって異なりますが、10ポンドから50ポンドと幅が広いです。

都市部であったり、高等教育機関ほど時給が高くなる傾向にあります。 日本語教師としてイギリスで生計を立てている人を私はおそらく数えることができると思います。

それほど日本語教師という職業でイギリスで身を立てるのは難しいことなのです。

理由は常勤での採用がとても少ないことと、ビザの問題があります。

こちらでは常勤もフルタイム(full time)とパートタイム(part time)とわかれます。

パートタイムは日本で言うアルバイトのようなものではなく、終身雇用を約束されるものもあり、ただ労働時間がフルタイムの50%などと制限がつけられ、それにともない給与もフルタイムに比べ減額される仕組みです。

イギリスで日本語教師としてフルタイム、パートタイムともこの職についている人は大学機関ですが、日本語を教えているところは少ないので、この職についている人も少数です。

なので、大多数は時間給で教えていると思います。 イギリスの大学で運よくフルタイムの職につけた場合、給与は機関によって違いますが年間で25,000ポンドほどまでになるでしょう。

しかし、二つ目の問題がビザです。

上記にあげた機関のうち、就労ビザのスポンサーになれるのは大学だけで、しかし就労ビザを発給するには収入が35,000ポンド以上必要とされているため、就労できるビザを持たない人が応募した場合は不利になるのは言うまでもないでしょう。

これは現在イギリスが抱える問題でもあり、またビザについては毎年条件がかわるので今後も注意していくといいでしょう。

日本語教師の給料で生活できるのか?

ではビザの問題がなかったとして、日本語教師としてイギリスで生活する場合はどうなるでしょうか。

時間給で教えている場合、ほとんどの語学教師(日本語以外も含みます)がしているのは掛け持ちです。

二つかそれ以上の学校でそれぞれ週1日から3日ずつかけもちしてあちこち飛び回るのです。

そして、空いている時間を利用してプライベートレッスンもします。

私も二つの大学を掛け持ちしたことがありますし、中国語を教えている友人は夜は大学を二箇所、昼間は高校でというふうに忙しい毎日です。

これで独身の人たちは生計を立てていることが多いです。

そして、このような経験をしながら常勤のポジションを待っているのです。

経費

最後に日本語教師にかかる経費についてです。

主な経費は交通費と教材費と通信費ではないでしょうか。

イギリスでは交通費というのはほとんどの場合支給されませんので、まずは交通費が大きな経費になるでしょう。

求人を見つけても、移動の時間と費用を鑑みて、割に合うのかどうかを考慮してから応募しなければなりません。

また、授業に使う教材を買わなければいけないことがたびたび出てきますが、日本語の教材はイギリス国内では種類が少なくまたなかなか手に入りにくいですし、あっても関税などでとても高く売られています。

このため、日本国内にいる家族や友人に頼んで教材を日本から送ってもらうのが賢いやり方になるでしょう。

また、国際交流基金ロンドン文化センターでは図書の閲覧ができるので、これも経費をかけないようにする良いやり方でしょう。

通信費はインターネット代がほとんどになりますが、これはイギリスの場合比較的安く契約ができるので大きな問題はないと思います。

 イギリスで働く日本語教師の体験談