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日本語教師養成講座のある通信制大学!420時間・日本語教育能力検定との比較

イギリスで働く日本語教師体験談

イギリスで日本語教師をしている女性からの口コミ・体験談です。

職場について

私が教えているのは国立大学の公開講座で、対象は学内の学生から大学院生、学内で働く先生や事務スタッフ、そして学外の一般社会人や学生も対象としています。

授業は仕事や授業が終った後に開かれるので、こちらではイブニングクラスとよく呼ばれています。

現在この大学のイブニングクラスでは18の言語を教えており、その中で日本語は初級から超上級まで9つのコースがあります。

受講者数は100名ほどでプログラムの中では4番目に人気の言語となっています。

私が現在担当しているのは初級を除くすべてのレベルで、準初級、中級、上級と超上級を各ひとクラスずつです。

苦労したこと

この機関で教え始めて9年になりますが、いまはとても慣れて不安や悩みなどはほとんどありませんが、教え始めたときはとても苦労しました。

はじめに苦労があったのは、やはり言語と文化の面でした。

私はイギリスに来る前にも東京で6年間日本語教師の仕事をしていましたが、日本で大学入学をめざして来日した、高校を卒業したばかりの若い人たちが中心の学校でした。

学習者は中国や韓国、そして少しのヨーロッパ出身者のため、共通言語は日本語だけ。

なので、授業では日本語で日本語を教えていました。しかし、こちらでは英語が共通言語になりますので、言葉や文法の説明を英語でしなければなりませんし、学生の質問にも英語で答えなくてはなりませんでした。

幸い学生たちはとても寛容で私のつたない英語にも苛立つことなくつきあってくれましたが、私はいつも汗をかいていました。

また、授業以外にも大学の事務スタッフとのやりとりは英語になりますので、それも苦労しました。

急な用件で電話があるときはあわあわしてろくに話すことができず、恥ずかしい思いをしたことを覚えています。

しかし、これもまたとてもやさしい事務スタッフだったので、彼女との会話や何百何千というメールのやりとりから、英語のみならずイギリス社会のマナーや気質なども学ぶことができました。

満足していること

今私が教えていてとても楽しくて幸せに思うことは、学習者に遠い国の文化の風を届けていると思うときです。

フランス語やスペイン語を学ぶ人たちは、連休にちょっとそちらへでかけて、おいしいものを食べたりお買い物をしたりしながら勉強した言葉を練習してくることができます。

でも日本はそうは行きません。日本に行くには時間がかかるので長い休みが必要ですし、またたくさんの費用も必要です。

私が出会った多くの人は日本語を勉強しているのに一度も行ったことがない、または半年から一年先に日本へ行く計画を立てて今はお金をためながら日本語を勉強しているという具合で、イギリスから日本はとてもとても遠い国なのです。

そんな日本語学習者に日本人留学生を紹介して交流会をひらいたり、町の小さな日本食レストランへみんなで足を運んだりするのは、日本語を教えるだけでなく、日本を疑似体験する機会を提供することになり、日本語を勉強しているみなさんはとても喜んでくれます。

私はこれが海外で教える日本語教師の大事な役割ではないかと考えています。

イギリスの日本語教師求人の探し方

さて、イギリスで日本語教師の仕事を探すにはどうしたらいいでしょうか。いくつかの有益なサイトがありますのでご紹介しましょう。

まずは国際交流基金ロンドン文化センター(英:Japan Foundation London [http://www.jpf.org.uk/])です。

こちらに日本語教師求人の掲示板があります。私も現在の職はこちらで見つけました。

また、ジョブス・エーシー・ユーケー(英:Jobs.ac.uk [http://www.jobs.ac.uk/])というイギリスの教育機関専門の求人サイトがあります。

こちらは主に大学などの高等教育機関での求人情報があります。

それから、イギリスに特化していませんが、公益社団法人日本語教育学会(http://www.nkg.or.jp/)にも求人情報がのっていますが、こちらは日本国内が中心ですが、ときどき海外の情報も載っています。

イギリスで日本語教師の職を探す場合、ほとんどは就労できるビザを持っていることが条件になります。

私の周りを見ても、イギリス人と結婚している人やイギリスで大学を卒業して就労ビザをとった人などが多いですが、現在はビザの制限が厳しいのでこれもとても難しくなっています。

 イギリスで働く日本語教師のお給料について